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病気について

爪は皮膚の一部であり爪もまた水虫にかかります。

爪白癬とは

「爪は健康のバロメーター」と云われるように、爪の形や色の変化から体の異常にいち早く気づき、病気を早期に発見できる場合もあります。こうした内臓の病気を除いて、爪自体の病気で一番頻度が高いものが爪の水虫、爪白癬(つめはくせん)です。
爪も水虫にかかる、と云われても信じがたいかもしれませんが、爪は表皮が変化して硬くなった皮膚の一部であり、白癬菌の栄養源となるケラチンというタンパク質でできていますから、爪もまた水虫にかかるというわけです。

爪とその周囲の組織

爪白癬は足白癬を放置した結果、生じる場合がほとんどです。つまり何年も再発を繰り返し足の裏が硬く厚くなった足白癬の白癬菌が爪の中に入りこんで爪白癬を引き起こすということです。
爪は密にケラチンが積み上げられた石垣のようなもので、外敵が容易に浸入できない構造になっていますが、重いものを落とすなど何か外傷があると白癬菌がその場所から入ってきます。
爪の中は白癬菌にとって終わりのない食料庫も同然ですし、守りの堅さも手伝って篭城(ろうじょう)するには最適の環境となります。

体のほかの部分に爪白癬がうつるイメージ

爪白癬にかかると爪(爪甲)の色が白く濁ったり、黄褐色に変色します。症状が進行すると爪の先端部(爪甲下角質)が分厚くなるなど変形がみられますが、痒みなどの自覚症状はありません。そのため、老化によるものなどと思われがちで、治療されずに放置されたままのケースがほとんどです。
ある統計によれば日本国内に500万~1000万人もの爪白癬の患者さんがいると報告され、60歳以上の4割の方は患っているとも推計されていますが、実際に治療しているのはわずかに5人に1人に過ぎません。


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